フランスアンティーク、ルネ ラリックの美しいインク瓶/インクボトル、香水瓶作品名はおそらく" Epines" 棘(とげ)。Epinesとすれば1920年に発表された作品。発表から数年内にラリック(工房)により製造された作品と思われます。 ブルーパチネをその彫りの浅き深きに多く留めた大変美しい状態。深い箇所ほど多く…色濃く残されているかに見えます自分が当時に戻り見ることはできませんがまるでオリジナル状態のままをキープしているかのよう。経過した時は色を より魅力的に穏やかにまるめ柔らかな優しさを全体に湛えさせているように感じます穏やかに揺らぎ移ろうような透明と乳白青の水色刻まれたモチーフは木や葉が畝っているようにも感じます。眺め、見入るとまるで神秘の森の中に佇んでいるような…或いは朝霧の立つ森の湖畔にいてその大気や畝りに包まれるかの幻想的で神秘的な心境になります。元々は低いラウンドカボッションの蓋付きの作品。私の購入時点では既に蓋の無い状態でした。口部分は金(メッキ)彩の上に銀彩を被せたようですが蓋の開閉で剥離したのか下部に小さな剥離箇所がいくつか見えます。美しい剥離の風情。口内側は陶土…?陶質と感じる淡いテラコッタ色が見えます。以下は素人計測の為、誤差をご容赦くださいm(__)m底直径(幅):8㎝高さ:8㎝口径:3.5㎝(外径)口径:1.7㎝(内径)【刻印】R. LALIQUE(プレス)France(直彫りフロストグラヴィール)オブジェとしてそこにあるだけで美しくルームフレグランス/パヒュームボトルや花器、花瓶としての活用も。ブラシ/ペンホルダーとしてお手元で実用なさるのも素敵ですガラスそのものが内に色を持つオパールセントとは異なる、透明ガラス表面に塗付されたパチネ。接触の年月でその色は風化、剥離し殆ど残らない作品も多く有ります。色が残された作品にはその秀逸な造形美に加え製作者がその形と共に世に遺したかった本来の美しさが私達を作品の中に吸い込むかに惹きつけます内底の色から、インク液を入れての使用は無かったと想像されます。気に入ってくださった/お探しのかたにお譲りできましたら嬉しいです(*^^*)
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品 |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |