【十二代黒田正玄】十一代正玄の長男として生まれるが、父が早世であったため、父の弟で叔父に当たる黒田常次郎と、父の弟子上田定次郎の後見を受けて家風を守り、20歳の頃に正玄を襲名。以来、三千家の御用を務め、十二世 千 宗左(惺斎)、十三世 千宗左(即中斎)、十四世 千宗室(淡々斎)、十二世 千 宗守(愈好斎)の好み物をよく制作した。また、1943年に技術保存者の認定を受け、1977年には紺綬褒章を受章するなど京都の工芸界発展にも尽力を示した。【裏千家十四代家元 淡々斎宗室】家元歴13世円能斎宗室の長男として生まれ、30歳のときに父の没に伴い家元を継承。また、この間、書画を日本画の奥谷秋石に学んで玄石と号して日本画を制作、そのほか長唄、謡曲、能などに親しみ文化人としての自我の研鑽に努めている。主な業績としては伊勢神宮を始め、各地の寺、神社においての献茶式をこなし、また茶道文化の海外進出にも視野を広げてヨーロッパ、アメリカなどを外遊。さらに、1940年には裏千家統一の為に「淡交会」を結成、49年には「財団法人・今日庵」を結成、またその後国際茶道文化協会を設立するなど日本全国及び海外に支部を設けて益々の隆盛につなげ、近代裏千家中興の祖として1957年に茶道界として最初となる紺綬褒章、紫綬褒章を受章、没後、征四位勲三等旭日中綬章を下賜されている。炉用 高さ5cm/幅5.2cm風炉用 高さ5cm/幅5.0cm※最大幅。若干大きさに誤差はありますので、ご了承下さい。付属品共箱、淡々斎書付状態ヒビ割れなし、美品本体に「正玄」印銘あり、光に当てると見つけやすい自宅長期保管品にご理解の上、よろしくお願い致します?種類···茶道具
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品 |
商品の状態 | 未使用に近い |