明治から昭和初期にかけての鍛金師で塚田秀鏡や豊川光長との合作も製作、宮内庁三の丸尚蔵館にも作品が収蔵されている巨匠金工家・黒川義勝。 帝室技芸員・塚田秀鏡の門弟で大正から昭和初期に活躍した有名彫金家・小林美鏡(章秀斎)。二者合作による至高の金工作品です。三越百貨店の謹製。黒川義勝制作の高度な鍛金技術が駆使された下地に、小林美鏡の精巧な片切彫の彫金がされた酒注一対です。それぞれ側面に「章秀斎」「美鏡刻」の彫金銘。底部に「三越製」「純銀」「義勝(花押)」刻印あり。三越共箱付き。世界を驚嘆させた加納夏雄や海野勝珉ら明治金工の大家の超絶技巧の正統継承者といえる名工の作品です。現代の金工作品とは比べ物にならない程のハイレベルな金工技術が堪能いただけると思います。寸法: 高さ 14センチ 直径 7.2センチ総重量: 348グラム経年による細かなスレ疵はありますが、双方共に傷みなど無く良好な状態と思います。どうぞ宜しくお願い致します。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 金属工芸 |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |