こちらの商品は、18世紀初め、欧州の王侯貴族の間で人気の高かった柿右衛門磁器のデザインを、マイセン(Meissen)がモディファイしてカップ&ソーサーに具現化した作品です。マイセンが設立されて約30年後の1740年頃の珍しいお品です。虎、花、昆虫などが描かれていますが、特筆すべきは中央に描かれている黄、黒色の虎です。黒色は日本の柿右衛門、鍋島窯の陶磁石では焼成後に剥離の問題があって、黒を使った作品は殆ど見当たらないのですが、マイセンはいとも簡単に黒色を使った色絵を描いています。当作品制作後280年を経ていますが、金彩、色絵ともほぼ完璧の状態で大切に保管されてきたことが推察できます。マイセンコレクターの方へ是非お勧めしたい逸品です。--------------------------------------------------------■商品サイズカップ 高さ7.8cm 径7.0cm ソーサー 径14.4cm■制作年代1740年頃■商品の状態スクラッチ無しの一級品最高レベル---------------------------------------------------------※本品は、新品ではありませんので、経年や保管時に伴う仔細なスレ、汚れ等はご容赦下さい。アンティーク、ヴィンテージ品に理解のある方にご購入いただければ幸いです。
商品の情報
カテゴリー | インテリア・住まい・小物 > キッチン/食器 > 食器 |
ブランド | マイセン |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |