380000→出たぁ~!誰も持ってない宝石のような徳利が~。そんなことはないか。(最近こればっかりでしょ)うるさ~い!こちらも仙台は伊達藩御用窯の切込焼ですが、何処へいったのか今では見ることもなくなりました。切込焼でも数の少ない酒器生まれのニ彩徳利で、幻の焼き物とまでいわれているものなんです。トルコブルーの青釉と紫のなす紺釉二色で彩られているのが特徴で、切込焼の研究では第一人者の山野英雄(宮城県生まれ)氏の著書「切込焼-幻の美を求めて」の20頁に同手が紹介されています。(最後の画像)外側全面に青釉を掛けた後に、紫のなす紺釉を掛け流して装飾された徳利で、側面の美しさはいうに及ばず、高台に垂れたガラス質の釉溜まりは、青のサファイアのように輝いています。内側は高台底まで紫のなす紺釉が掛けられてますが、掛け外し部分には白い磁器質の胎土が観られます。かばくんは味のある、愉しめる酒器が好きなんですが、実は宝石のような綺麗な焼き物も大好きなんです。サイズは、口径3.4×高さ17.3cm位で、口辺に1ヶ所金直しがある他は無傷です。画像5で首下に丸く観えるのは、釉薬が薄い所で傷ではありません。
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |