壺（鎌倉時代初期、発掘品）　黒い陶器の壺 約15cm

【陶器の美しさ】
この壺は、福島市飯坂町湯野地内の毘沙門平で焼かれた物と言い伝えがあります。能登半島の珠洲焼の流れとも言われています。この壺の発見は大正期に近くの農民が開墾中に木の根を掘り起こそうとしたところ陶片と一緒に見付けたと伝えられています。黒い陶器で作られており、独特の質感と色合いが特徴です。手作りのため、各壺には微妙な違いがあり、唯一無二の存在感を持っています。

【状態と保存】
毘沙門平窯としては、この壺が原型に近い形で残っているもので、現在は欠片だけが郷土の歴史史料館に保存されているだけです。したがって史料的には大変貴重な存在です。コレクションやインテリアとしても最適です。木製の名札も付属しており、価値を高めています。

【サイズと用途】
約高さ23cm、口径11cmのサイズは、飾り棚やテーブルに置くのにぴったりです。工芸品としての魅力を引き立てるアイテムです。

- 素材: 陶器
- 色: 黒
- 形状: 丸みを帯びた壺
- 状態: 良好
- サイズ: 約高さ23cm、口径11cm
- 付属品: 木製の名札

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