バタフライスツールを手掛けたデザイナー柳宗理の父である、柳宗悦を中心に大正時代後期より「用の美」を提唱した工芸をめぐる民芸運動の流れを汲む「神居民芸」よりライティングビューロー 上置棚付きが入荷致しました。樺無垢材をたっぷり使ったライティングビューロー。フラップ扉、開き戸の鏡板などに厚い材を使用し、その丁寧で堅牢な作りに職人のこだわりを感じさせます。天板や引き出し、開き戸前板の面取りや取手も印象的です。永く北海道で作られてきた「民芸家具」の歴史を受け継ぎ、北海道産の「樺材」を使用して作られた家具は、素朴な樹のぬくもりと木目が伝える自然な感覚を味わえます。是非この機会にご検討ください。・民芸家具 民藝運動は、1926(大正15)年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動です。当時の工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流でした。そんな中、柳たちは、名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、美術品に負けない美しさがあると唱え、美は生活の中にあると語りました。そして、各地の風土から生まれ、生活に根ざした民藝には、用に則した「健全な美」が宿っていると、新しい「美の見方」や「美の価値観」を提示したのです。工業化が進み、大量生産の製品が少しずつ生活に浸透してきた時代の流れも関係しています。失われて行く日本各地の「手仕事」の文化を案じ、近代化=西洋化といった安易な流れに警鐘を鳴らしました。物質的な豊かさだけでなく、より良い生活とは何かを民藝運動を通して追求したのです。・樺材 樺材山桜の一種で、その薄紅色の美しい花は昔から和歌の世界にも登場してきました。材質は硬く、均等で緻密な木肌を持ち、反りなどの狂いが少ない のが特徴。日本では古くから「サクラ材」とも呼ばれ、美しい木目と透明感のある肌感が愛されてきました。 水に強く、粘りや強度もあるため民芸家具などの高級家具に珍重されている樹種です。 Birch(バーチ)材はフィンランド産の樺材の代表として北欧家具で使用されることが多い木材です。サイズ横幅 81cm 奥行 44cm 高さ 186cm 座面高 70cm詳細などは畫像お確かめの上ご検討ください 宜しくお願い致します。
商品の情報
カテゴリー | インテリア・住まい・小物 > 収納家具 > 本収納 |
商品の色を | ブラック系 |
商品の色を | ホワイト系 |
商品の色を | グリーン系 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |