グレーの色合いが素敵なラーバ(ラーヴァ)カメオです。希少な全身・正面彫りのハイレリーフ。一流の職人による、奇跡のような手彫りです。幼子の表情は、2枚目の画像がご覧頂きやすいかと存じます。ギリシャ神話のガニュメデスの誘拐を思わせるモチーフです。もともとトロイアの王子だったギリシャ随一の美少年ガニュメデスは、類稀な美しさゆえに、鷲に変身したゼウス(あるいはユピテル)にさらわれ、天上へと連れて行かれてしまいます。彼には永遠の若さと不死を、彼の父には神馬(または黄金のブドウの木)が与えられたと言われています。この「鷲にさらわれる美少年ガニュメデス」は、ヘレニズム期以降の文学・美術が好んで取り上げるモチーフとなり、近世でもルーベンスやレンブラントらの名画になっています。絵画では、美少年ガニュメデスが、天使のように愛らしい幼子として描かれる事もあり、こちらのカメオもそれを思わせる構図となっております。100年以上前のアンティークのラーバカメオです。画像より状態を良くご確認・ご了承の上、ご購入下さい。また、経年による小傷やお色の変化などはアンティーク品としてご理解下さいませ。よろしくお願い致します。■サイズ約3.5cm×3cm■素材ルース:ラーバ(ベスビオス火山の溶岩)金属部分:ゴールド(14K)■時代ビクトリア朝時代(1837-1901年)カラー···グレー
商品の情報
カテゴリー | レディース > アクセサリー > ブローチ/コサージュ |
商品の状態 | 傷や汚れあり |