大野鈍阿は益田鈍翁に見いだされ御殿山の益田邸内に窯をつくりその指導によって茶陶を作りました。鈍翁所持の名物を直に観察しそれを模写する事を命ぜられて成長して雅美豊かな作品を残しています。大野鈍阿さんは1951年に67才でなくなっていらっしゃいます。こちらの向付は径は12センチ前後高さ7センチ前後見込みは広く切れ込んだところでも底から2.5センチ以上有りますので 汁を逃がしません。向付を 戴きやすいように全体に抱え込んだ姿をしています。山椒がはじけたというよりは花びらのように柔らかな作品です。私は一度も使用していません。箱は古いですけれど、器はほとんど使用感がありません。綺麗なまま残しせたことは少しばかり誇りに思います。また箱がこの器のために誂えたと思われる珍しい造りです。赤い文字で道具の整理番号が書かれています。器の裏には鈍阿の小判形の印があります。鈍阿焼ですね。#大野鈍阿#益田鈍翁#割山椒#鈍阿焼
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 陶芸 |
商品の色を | ブラック系 |
商品の色を | ブラウン系 |
商品の色を | オレンジ系 |
商品の状態 | 未使用に近い |