室町の加納製の士乎路紬です。能登半島は別名「士乎路(しおじ)」と呼ばれ、この能登半島の入り口、羽咋(はくい)の近くで生み出されたことから士乎路紬と名付けられました。(高分子学者であった故)水野繁三郎氏が研究を重ねた結果、糸は本場結城の手引きの真綿糸、染は大島の泥染の色艶に惹かれて、この2つの美点を併せ持つ紬を目指して作り出したのが、この士乎路紬です。日本で一番美しく最も着やすい織物を織りたいと、自らが石川県の鹿島郡に工房を開いたそうです。仕立たその時から着こんで柔らかく馴染んだ風合いを持ち、草木染めの色を落とすことなく艶を保ち、シワになり難くしっとりと体に馴染む、結城と大島という二大紬の良さを融合は、高分子工学の専門知識を生かし伝統織物の良さを科学的に分析研究した結果生み出されました。軽く柔らかでしっとりとした風合いです。一度着て身体が覚えると「もう一枚欲しくなる」と言われるそう。きものsalonでも特集が組まれる人気のお品ですが中古市場に出回らないのもその着心地が良さからでしょうか。呉服店で士乎路紬を出していただいた時、とても風合い良く着やすそうな印象を持ち、呉服屋さんもオススメのお品でした。120万円の郡上紬を見た後でしたので40万円ほどだったので「安い!」と思ったのは呉服屋さんの技ですね!お手入れ済ですが、胴裏のたんぱく汚れは落ちきりませんでした。難ありですのでご了解の上ご検討宜しくお願い申し上げます。身丈約159cm裄丈約65.5cm袖丈約47.5cm袖幅約32.5cm前幅約24.5cm後幅約30.5cm引っ越してタンスに入らないアレコレを絶賛断捨離しております。お安くどうぞ!!着道楽者の叔母のものや母の物、茶道の師範の方から譲り受けたもの、私が買い集めた物などなど多岐にわたります。お好みのお品がございましたらご検討くださいませ!
商品の情報
カテゴリー | レディース > 浴衣/水着 > 着物 |
商品の状態 | 傷や汚れあり |