隠崎隆一、金重有邦、八木明 有名陶芸家3氏の酒杯セットです。隠崎氏はオリベ三足、金重氏は色絵、山田氏は備前の酒器です。岡山の百貨店・天満屋の企画品です。3人のコメントや陶歴が記載されているペーパーには平成11年までの陶歴があるので、その頃制作されたものだと思われます。以前、都内の美術商から未使用品として購入し、その後も未使用で保管していました。隠崎氏のコメントには、「土のテストから始まり釉薬の試作本焼までいつもの焼きしめとは違い大変楽しい緊張感でした」とあり、今ではさまざまな釉薬も用いて作陶している氏にとって、これが釉薬を用いた初仕事であったことがうかがえます。金重氏も「久方振りに色絵の仕事をさせて頂いた」とコメントしており、今に続く色絵の端緒となる取り組みとなります。八木氏は「走泥社」の中心人物・八木一夫を父に持つ京焼の作家で、八木氏もまた備前土での作陶は初仕事だったようです。唇が切れそうなほどの薄造りで、技術の高さが見て取れます。それぞれのサイズはおおよそ下記のとおりです。隠崎作品 幅50~55mm、高70mm金重作品 径80mm、高37mm、高台径28mm八木作品 径60mm、高43mm、高台径25mmRyuichi KAKUREZAKI Oribe sake cupYuho KANESHIGE Iroe sake cupAkira YAGI Bizen sake cup
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 陶芸 |
商品の状態 | 新品、未使用 |