ドラゴンモデルズ製1/6米陸軍第82空挺師団中佐カスタム(箱無し訳あり品)

ドラゴンモデルズ社製のフィギュアを基本に複数の社外品を組み合わせて製作した米陸軍第82空挺師団所属の中佐の設定でイージーカスタムしたフィギュアです。第82師団は1917年に歩兵師団として創設されましたが第2次世界大戦時にはドイツ空軍空挺部隊(パラトルーパー)の作戦での運用の成果を鑑みてその価値を重要視した米軍は厳しい降下訓練の後、 1942年8月に同師団を空挺師団に改編しました。翌’43年7月にはシチリア島上陸作戦で初の空挺降下、9月にサレルノ上陸作戦を成功させ、1944年6月にはノルマンディー上陸作戦と立て続けに華々しいデビューを飾りました。大戦後もベトナム戦争、アフガン紛争、イラク戦争とアメリカが介入した殆どの戦場に部隊展開し現在ではエリート空挺部隊となっています。左上腕部に付く赤地に青丸、中心に白字で"AA"の有名な部隊マークはニックネームの"ALL AMERICAN"の略で部隊創設時に全米48州全てからの出身者が所属していた事に由来しています。また右袖にアメリカを象徴する大きな星条旗のパッチが付けられている理由は同じ連合国軍内でフランスとイギリスの仲が悪い(中世からの領土問題で)ためフランス上陸に際して同じく英語を話すイギリス兵と間違われ軍事行動に支障をきたす事を危惧しての苦肉の策だと言われています。フィギュアに装着したM1942空挺部隊専用ジャケットの両肩及びM1ヘルメット正面には中佐を示すオークの葉っぱをデザインした銀色のインシグニアが付きます。また第101空挺師団と同様に所属部隊の兵士の一部はアメリカン・インディアンのモホーク族ファッションを模したモヒカン刈りにフェイスペイントを施して作戦に参加した事で有名でした(写真11/12)。ヘッドはドラゴン製を使用、装備品としては尉官以上の将兵にM1911A1コルト45自動拳銃やM1A1短機関銃の代用品として重宝されたM1カービンを持たせ、双眼鏡は一般的なM5(6x30)よりロングレンジ・タイプのM17(7x50)を装備させました。寄せ集めで製作したフィギュアですがカッコ良く仕上がっておりコンディションもまずまずだと思います。ご興味がお有りの米陸軍好きの方に、値引き交渉無しにて宜しくお願い致します。

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